改良土は無機性汚泥を短時間に粒状に安定化(造粒固化)処理した改良土です。品質基準は「建設汚泥処理土利用技術基準(国土交通省)」に示される品質区分の第3種処理土(コーン指数400kN/m2)以上の強度を確保しています。

改良土の特徴


1⃣土砂以上の優れた締固め度と、安心の安定品質
土砂(山砂等)以上の優れた締固め度が確保でき、現場でのセメント改良に比べて品質のばらつきがありません。

2⃣盛土・埋め戻し材・路床材・築堤材などに100%リサイクル
土木資材として様々な用途に活用できる強度を確保しているため、盛土材・埋め戻し材・路床材・築堤材など、様々な土構造物構築に使用されており、その力学的性能は高く、今後の循環型社会形成、汚泥リサイクル率向上および天然資材の枯渇化防止の一助と期待されています。

3⃣「土壌の汚染に係る環境基準」の基準値を全てクリア
「土壌の汚染に係る環境基準(環境省)」の全項目について、基準値以内をクリアしており、品質と安全性の管理を徹底しています。

4⃣降雨などによって泥状に戻らない(再泥化しない)
雨が降っても泥状化しないため、施工性に優れています。礫、砂に近い土で水に溶けることがありません。

材齢24hのコーン指数が 800kN/m2以上で、 「土質区分基準」に示す第2種処理土に該当する。
CBR値は通常60%程度と非常に大きく、路床材および 路盤材として要求される性能は十分に確保できます。

再泥化の検証

改良土は、降雨などにより再び泥に戻ることはないため、施工性にも優れています。 通常の土砂とは異なり、礫、砂に近く、水に溶けない性質を持っています。

改 良 土